妊娠検査薬とは?
妊娠検査薬とは、自分で手軽に妊娠の可能性を調べることができるキットのことで尿をかけて検査し、陽性ならラインが現れます。

ラインの色・形は製品ごとに異なり、終了窓と判定窓にそれぞれ縦線が表れるものや判定窓に陽性なら「+」、陰性なら「-」が表れるものなど様々なので説明書の指示に従って読み取りましょう。
薬局でいろいろな種類の検査薬が売られています。
なぜ“妊娠検査薬”で妊娠がわかるの?
受精卵が子宮に着床すると、その場所から子宮内膜に根を張るようにして胎盤を作り始めます。
その際、材料になる絨毛という組織から、hCGホルモンが分泌されます。
そのため、着床直後からhCGホルモン値は急上昇していくといわれています。
このhCGというホルモンが尿中に混ざることを利用したものが妊娠検査薬です。
つまり、妊娠検査薬はこのhCGホルモンに反応するようにできており、尿の中にhCGが含まれているか否かで妊娠の可能性を判定することができるのです。
妊娠検査薬が用いられるようになって30年ほどになりますが、改良を重ねられ、現在では適切な時期に正しく使えば99%の信ぴょう性があるといわれています。
妊娠検査薬はいつから使えばいいの?

妊娠検査薬は、次の生理予定日の一週間以降に使うのがよいとされますが、計算方法は下記のようになります。
生理周期が、比較的はっきりしている場合
前回の生理開始日+生理周期+7目が目安です。
生理周期が28日で、前回の生理開始日が7月7日の場合、 次に生理予定日は8月4日→その7日後で8月11日以降に妊娠検査薬を使います。
周期が一定でない あるいは前回の生理開始日がわからない場合
夫婦生活の日(タイミングを合わせた日など)+3週間が目安です。
☆タイミングを合わせた日、夫婦生活を持った日で排卵の可能性がある日が、7月7日の場合→その3週間(21日)後で7月28日以降に妊娠検査薬を使います。
妊娠検査薬の〝フライング検査〝とは
妊娠を切望すればするほど早く結果が知りたいものですよね。
そんな気持ちから妊娠検査薬を使うのに適切な時期より早く検査してしまうことが、多いようです。
これを〝フライング検査〝といいます。
hCGホルモンの分泌量は妊娠週が経過すればするほど高くなります。
ですから、あまりにも初期に検査すると反応が薄かったり、本当は受精卵が着床していても陽性反応が出ない場合があります。
検査結果をより正確にするためには、はやる気持ちを少し抑えて…
上記に述べた期日に検査をしましょう。
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妊娠検査薬の選び方・使い方

市販の妊娠検査薬にはいろいろな種類がありますが、検査の原理はほとんど同じもので、胎盤から分泌されるhCGというホルモンが尿の中に含まれるか含まれないかで、妊娠の可能性を判定しますがその表示のし方や感度などに違いがあります。
妊娠検査薬の主な違い
- 妊娠検査の反応表示がアナログのもの→陽性のみを表示します
- 妊娠検査の反応表示がデジタルのもの→陽性は+、陰性は-と表示します
- hCGホルモンに対する感度が50IU/L→生理予定日の1週間後から検査可能
- hCGホルモンに対する感度が25IU/L→生理予定日当日から検査可能
その他には、妊娠検査薬の形が太いものと細いもの、尿がかかるとピンクに変わるものなどがあります。
選ぶときは自分が使いやすそうなもの、安心できるものを選んでください!
妊娠検査薬の使い方
方法:
妊娠検査薬はスティック状で、その先端にある採尿部に直接尿をかけるか、 乾いた清潔な容器に尿を採って採尿部を浸します。
そのあと、スティックを1~3分水平にして判定結果を待ちます。
時間:
朝、昼、夜いつの尿でも検査可能です。
注意:
容器や採尿部が濡れていると、検査が適正に行われません。
尿の量が少なすぎても多すぎても正しい検査結果が出ません。
簡単な検査ですが取り扱い説明書の指示に従うことでより正確になります。
検査終了のサインが出なかった場合、新しいキットで再度検査を行います

検査の結果は?

サインの見方
■アナログのもの:
判定表示が出たら陽性、出なかったら陰性です。
■デジタルのもの:
「+」表示が出たら陽性、「-」表示がでたら陰性です。
陽性サインが出たら…
陽性の場合は「妊娠の可能性がある」ということを表していますので、産婦人科に行って確かに妊娠しているかどうか診察を受けましょう。
陰性だったら…
陰性の場合は「妊娠が確認できない」ということですが、それでも生理が遅れている場合は1週間後を目安に再検査するか、産婦人科で診察を受けましょう。
☆hCGホルモンの分泌は日ごとに増加しますので、生理周期が不順な方や日数の数え間違いなどで反応が現れない場合は 再検査で陽性反応が出ることもあります。
陽性反応が薄い場合は…
尿に含まれるhCGホルモンの濃度が薄い場合は反応も薄くなります。
それでもこのホルモンが尿中に混ざっているということは妊娠の可能性があります。
薄い反応で心配な場合は何日かおいてからもう一度検査してみるのもよいでしょう。
☆hCGホルモンの分泌は日ごとに増加しますので、再検査の際には尿中の濃度も上がり、陽性反応が濃く現れることがあります。
コラム: hCGホルモンはいつ分泌するの?
hCGホルモンは、受精卵着床して絨毛が発生し胎盤を形成した際にその胎盤から分泌されます。
受精卵が着床するのは、受精後7日程度といわれていますので、そのころから分泌し始めると考えられます。
稀に受精後7日以内でも妊娠検査薬がうすい陽性反応を示すことがあることから、受精卵が着床前に何らかの理由でhCGホルモンを分泌しているのではないかといわれることもあります。
しかし、このような段階で妊娠の可能性を判断することはまず不可能ですので、妊娠検査薬を使う場合は適切な期間をおいて使いましょう。
陽性反応が出たのに妊娠しなかった場合は…
妊娠検査薬はあくまでも「妊娠の可能性があるかどうか」を検査するものですので 陽性反応が出たからといって妊娠が確定したわけではありません。
人間の受精卵は受精直後で40%が異常卵だといわれており、その受精卵は 子宮に移動する間に淘汰されてしまいます。
そして、無事着床して妊娠が確定するのは25%です。
妊娠検査薬によって、せっかく妊娠の可能性が確認できたのに 妊娠にまで至らないというのは、妊娠を待ちわびる女性、ご夫婦にとってはつらい ことですが、これも自然の営みの一つですので自分を責めたり落ち込んだりせず 、次のチャンスに向けて前向きに生活を整えていきましょう。

化学流産ってなぁに?
婦人科の検診で妊娠が確認されなかった場合を「化学流産」といいます。
ただ、「化学流産」とはいっても妊娠が確認される前のことですので医学的には「流産」の中には入りません。
前述のように「化学流産」はほとんどが受精卵の異常といわれています。
流産をすると、とかく女性は罪の意識を感じてしまいますが、化学流産は生活の仕方や行動が原因ではありませんので、自分を責めずに…
むしろ、頑張っている自分をほめてあげてくださいね。
そうすることによって心も癒され、赤ちゃんができやすい心の状態へと変わっていきます。
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