黄体機能不全とは
黄体機能不全の症状
黄体機能不全の原因
黄体機能不全に
なりやすい体質
黄体機能不全の改善
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黄体機能不全とは
<黄体の働き>
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まず、黄体機能不全についてご説明しましょう
卵巣の中で卵胞が充分に発育すると、視床下部から指令を受けた脳下垂体は、卵巣に向けて「黄体化ホルモン(または黄体形成ホルモン、LH)」を分泌します
これがいわゆる「LHサージ」といわれるもので、この時期に排卵検査薬に陽性反応が出るわけです(ちなみに、排卵が起こるのはこの強い陽性反応の後、16〜24時間といわれています
排卵が終わると、卵巣の中には「黄体」という組織が
出来ます
そして、「黄体」は子宮に向けて「黄体ホルモン(プロゲステロン)」を分泌し、子宮内膜を厚くするなど妊娠の準備を促すのです
「黄体ホルモン(プロゲステロン)」は、同時に体温を上昇させる作用を持っています排卵後体温が上昇するのはこのためで、妊娠が成立すると黄体とそこから分泌される黄体ホルモンが維持され、高温期が続きます
逆に、妊娠が成立しないと、排卵後約14日程度で黄体が萎縮しますので、その後は低温期になり、必要のない子宮内膜が剥がれ落ちるために生理が起こるのです
黄体機能不全とは、上記のような黄体の機能が低下しており、黄体ホルモンの分泌が不十分になることをいいます
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このような状態が起こりますと、本来子宮に起こるべき妊娠の準備「子宮内膜の形成」も不十分になって、受精卵が着床しにくくなり、その結果、妊娠しにくくなるのです
黄体機能不全の原因
黄体機能不全の原因としては、下垂体ホルモンの異常、子宮・卵巣の異常など
が考えられていますが、実際のところは解明されていません
しかし、この黄体機能不全を漢方医学的な経験知から見ますと、身体の冷えや
精神的ストレス、自律神経のアンバランスなど、日ごろの生活パターンや体質が
深く影響している場合が多く見られます
ですから、ストレスや冷えに対する改善など、根本的な体質改善によってかなり
の改善が見られると考えられます
黄体機能不全の症状
黄体機能不全の場合、基礎体温は次のような波形を示します
@高温を保ちきれず、高温期が短くなる

| 黄体が正常に機能し、萎縮するまでの寿命が12〜14日ありますと、高温期もそれだけの期間保たれるのですが、萎縮するのが早いと、高温期を保ちきれず短くなってしまいます |
A高温期を保ちきれず、途中で体温が低下する

黄体の機能が低下し、黄体ホルモンの分泌が悪いと、途中で体温が下がり
高温期が安定しません |
黄体機能不全になりやすい体質
以上にあげたふたつの波形から、ある程度その人の体質を計り知ることが出来ます
@の高温期が短いタイプでは
■生殖器の冷え、或いは子宮の冷えて、血液循環が悪い状態
■卵胞の発育および黄体の機能が悪いので着床しにくく、妊娠しにくい状態といえます
※このタイプは身体をしっかり温め血行を良くして、冷え体質を改善することが大切です
Aの高温期が安定しないタイプでは
■生殖器系・消化器系の機能低下・ストレスや自律神経の乱れた状態
■エネルギー不足・血液の栄養分の不足した状態
■高温期を維持するだけの体の熱がない
■疲れやすい方や貧血の方に多いタイプ
プロラクチン(*)値が高いことも考えられます
※このタイプは身体をしっかり温めつつ、ストレスをためないように工夫しましょう
また、鉄分などの栄養補給にも気を配ることが大切です
黄体機能不全を改善するカギ
黄体機能不全になりやすい方は、以上のように、身体が冷えている或いは体熱が
足りない…
ということがお分かり頂けると思います
ですから、黄体機能不全改善のカギは、冷え性の改善、身体の温めから…
といえるのです
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もう少し詳しく説明してみましょう。
身体の機能が正常に働くためには、体内で37℃以上(わきの下で36.5℃)必要です
体温が足りませんと、身体は生命の危機と判断し、肺や心臓など…生命維持に
欠かすことの出来ない臓器に優先的に熱量を送ります
このような臓器は身体の中心部にあるため、身体が冷えると中心部に熱を集める
わけですが、その結果、冷え性だ末端の熱が不足して、手や足が冷えるわけです
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これと同じように、卵巣や子宮などの生殖器官は、生命の維持に直接関係がありません
それどころか、身体は、生命の危機であるにもかかわらず、赤ちゃんができるのは
もってのほか…と判断するわけですから、
その結果、生理不順になったり、黄体機能不全を起こしたり、ひどい場合には無排卵
になったりするわけです
このように、身体の冷え、低体温は生殖器官にとって思わぬ不調を起こしますので、黄体機能不全を改善するカギ…
のみならず、不妊傾向を改善するカギも冷え性の改善にある、といっても過言ではないのです
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