基礎体温とは 
基礎体温とは、人間が生命維持のため、
最低限のエネルギーを燃焼させているときの体温のこと。
寝ているときの体温がそれに当たりますが、
睡眠中に体温を測ることはできませんので、朝起きて動き出す前に測ります。
基礎体温をつけることで、そのグラフからホルモンの変化、
排卵や生理の時期、また体調やストレスなどからだのサインを読み取ることが…。
毎日つけていると自分の身体の状態をある程度把握できます。
基礎体温表のつけ方 
基礎体温を測るための婦人体温計と基礎体温表は薬局で手に入れることができます。
婦人体温計には、デジタルの電子体温計と水銀計があり、測定時間は電子体温計で1〜3分、
水銀計で5分ほど。
より正確に測るには水銀柱を使用した基礎体温計がオススメです。
寝る前に枕元に婦人体温計と基礎体温表、えんぴつを置いておき、
朝目ざめたらすぐに、体温計を舌の下に入れて測ります。
測り終えたら基礎体温表に記入。
基礎体温表はグラフで記入するようになっていますので、
相当する目盛りの部分に点を書き、線で結んでいきます。
備考欄などにその日の体調や精神状態などを書いておけばベターでしょう。
基礎体温をつけるポイント 
1.より正確に測るなら

水銀柱の体温計を
最近の主流はデジタルですが、
子作りのタイミングをはかるためより正確に測るなら、
水銀柱を用いた基礎体温計がオススメです。
2.測る時間はだいたい一定に

毎日きちっと同じ時間でなくてもOKです。
目がさめて、起き上がる前であれば、多少のばらつきがあっても大丈夫。
長続きするためにも、あまり几帳面になりすぎないように…。
3.基礎体温表は一覧性のあるものを

妊娠のためには、低温期と高温期が周期的に繰り返されることが大切。
ですから、横に長い一覧性のもので、
高温期と低温期の境目36.7℃に明確な線が引いてあるものがオススメです。
4.なるべく多くの情報を書き込む

生理の日、セックスをした日、薬を服用した日、薬の種類、おりものがあった日、
排卵検査薬の反応、検査日や検査結果、体調など…
できるだけ多くの情報を書き込んでおきましょう。
基礎体温と女性ホルモンの関係 

基礎体温の変化から、女性ホルモンである卵胞ホルモンと
黄体ホルモンの分泌の状態が
わかります。
生理が始まる頃から、脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンによって、
卵巣での卵胞が成熟します。
成熟した卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)が大量に分泌され、子宮内膜が増殖。
この間は低温期です。
その後、子宮内膜がある程度に厚くなると、
脳下垂体から黄体化ホルモンが分泌され、成熟した卵胞から卵子が飛び出し、排卵。
排卵後は黄体という組織ができ、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌。
受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚くして、妊娠の準備をしますが、
この黄体ホルモンには体温を上昇させる作用があるため、排卵後は高温期となるのです。
受精しないと黄体は消滅し、黄体ホルモンの分泌も少なくなり卵胞ホルモン優位となって、
再び低温期に。
妊娠した場合は、黄体ホルモンの分泌が継続されますので、高温期が続きます。
関連記事→生理のメカニズム
基礎体温表をつける習慣を
このように、基礎体温は生理周期中に、
高温期と低温期の二層に分かれます。
こ
の体温の変化から排卵の時期や排卵の有無などがわかったり、
グラフの変化で読み取れるホルモン分泌から身体の問題がわかることもありますので、
毎日つける習慣をつけましょう。
しかし、基礎体温は必ずしもホルモン分泌だけの影響によるものではなく、
風邪や炎症、疲れ、ストレスなどによっても影響を受けますので、
あまり神経質になりすぎず続けることが大切です。
関連記事→冷え性と基礎体温
|